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サステナブルなオフィスづくりに!エコな什器の選び方

  • 執筆者の写真: 康平 鈴木
    康平 鈴木
  • 3 日前
  • 読了時間: 4分

近年、環境への配慮やSDGsへの関心の高まりを背景にサステナブルなオフィスづくりが注目されています。中でも、オフィス什器(机、椅子、棚など)を選ぶ際にエコを意識することは、企業としての環境姿勢を示すうえでも重要です。

本記事では、エコな什器の選び方やポイント、導入のメリットなどをわかりやすく解説します。オフィスの環境性能を高めたい方はぜひ参考にしてください。



そもそも「エコな什器」とは?

エコな什器は、製造から廃棄までのライフサイクルにおいて環境負荷が少ない什器のことを指し、具体的には以下のような特徴があります。


  • 再生素材や自然素材を使用している

  • 長寿命で耐久性が高い

  • 製造工程でのCO₂排出が少ない

  • 分解・リサイクルがしやすい設計

  • 国内生産や地域材を使用していることで輸送時の環境負荷を抑えている


単にオシャレで環境に良さそうという印象だけではなく、素材や製造背景にも目を向けることが大切です。



エコな什器の選び方5つのポイント

  • 素材をチェックする

エコ什器を選ぶ際、注目して欲しいのは素材です。

代表的なエコ素材には以下のようなものがあります。


再生木材(リサイクルウッド):廃材や端材を再加工して作られる木材

FSC認証材:適切に管理された森林から調達された木材

バンブー(竹)素材:成長が早く再生可能な資源

リサイクルプラスチック・金属:使用済みの素材を再利用


これらの素材を使用した什器は、環境への影響が少なく、企業のサステナブルな取り組みとして評価されやすくなります。


  • モジュール設計で長く使えるものを選ぶ

環境負荷を抑えるためには、長く使えることが非常に重要で、モジュール型の什器は、パーツ単位での交換や拡張が可能で、用途や人数の変化にも柔軟に対応できます。

壊れたら捨てるのではなく、修理して使い続ける・パーツを入れ替えるといった発想が、サステナブルな運用につながります。


  • リユース・リサイクル可能な設計かを確認

解体が容易で素材ごとに分別しやすい設計の什器は、廃棄時にリサイクルしやすくなります。また、メーカーによっては什器の回収・再利用プログラムを提供している場合もありますので、そういった取り組みの有無も確認しましょう。


  • 地産地消を意識した什器を選ぶ

国内生産、あるいは地元地域で生産された什器を選ぶこともエコに繋がります。

輸送によるCO₂排出を減らすことができるため、意外と見落としがちなポイントです。

地域材を使用したオフィス什器は、ナチュラルな雰囲気もあり、リラックスできる空間づくりにも貢献します。


  • 環境認証や第三者評価を確認する

什器が本当にエコかどうかは、外見だけでは判断がつかない為、

以下のような環境認証ラベルの有無を確認することで、客観的な評価を得られます。


  • FSC認証(森林認証)

  • エコマーク(日本の環境ラベル)

  • グリーン購入法適合商品

  • Cradle to Cradle認証:製品が完全に再利用可能な設計であること



エコな什器を導入するメリット

  • 企業のブランディングに貢献

サステナブルな姿勢をオフィス空間にも反映することで、社内外に環境意識の高い企業としての印象を与えることができます。採用活動や取引先との関係性にも良い影響を与える可能性があります。


  • 働く人の満足度・生産性の向上

自然素材や落ち着いた色調の什器は、働く人にとって心地よい環境を提供し集中力や生産性の向上に繋がり、エコと快適性は両立可能です。


  • 法規制や社会的責任への対応

環境配慮はやっておくと良いものではなく、やらなければならない時代へと移行し、

将来的な法規制やサプライチェーン全体の環境基準に対応する上でも、エコ什器の導入は有効です。



エコ什器で持続可能なオフィスへ

エコな什器の導入は、オフィス空間の快適性を高めるだけでなく、企業としての環境への姿勢を明確に示す手段にもなります。

どんな素材で作られているか?長く使えるか?再利用しやすいか?など、什器選びの基準を一歩進めることが、サステナブルなオフィスづくりの第一歩です。


これからオフィスのリニューアルや新設を考えている方は、OWENにご相談ください!




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